お店を出すということについて-ある美容師さんのおはなし-
1号線です。
今日は近くの美容院に行ってきました。
3ヶ月伸びっぱなしにしていた髪をさっぱりと。
男性なら分かると思いますが、3ヶ月散髪に行かないともうもっさもっさです。
少なくとも2ヶ月に一回は散髪にいきたいですねえ。
女性の方からすると「1・2ヶ月に一回の頻度で美容院に行くなんて行き過ぎ」なんて思われるかもしれませんが。男性は髪が短いのでちょっとでも伸びたらすぐにうっとうしくなってくるんですよ。
僕の親戚のおじさんなんて、2週間に一回のペースで散髪に行っていますからね。
さすがに2週間だとどこが伸びたんだよって話ですが…。
さて、そこで今日はその美容院で聞いた話を書いていきたいと思います。
その美容師さんは自分でお店を持ちたいとおっしゃっておりました。
美容師になるのは夢だったので、その仕事を苦痛だと思ったことはほとんどないそうですが、しいて言うなら不満は給料が安いということでした。
やとわれなのでそこはしかたがないと。それに残業代は出ないということです。
お店からしたら残業なんてするなよということらしいのですが、そんな定時に仕事をすませるなんてだいたい無理な話。
そこで女性のスタイリストはやめていくことが多いそうです。
大学を卒業して普通に就職した友達とお給料の面で比べられるとけっこうへこむ。
結婚・妊娠・出産などを機に退社する人も多いし。
しかし男性は高卒であるということや美容専門学校を卒業したということでは、他の仕事でバリバリやっていくということはかなり難しい。結婚したら家族を養うということで(今は共働きがほとんどですが)、なおさらその美容業界でやっていくしかない。
まあその美容師さんの一意見ですが、美容関係の仕事をなにもしらない僕でもなんとなく「つぶしがきかない」というのは分かる気がします。
そこで美容師の仕事をしている人は独立して自分のお店を持つという思いがふつふつとわいてくる。
その美容師さんがお店を出したいと思っている地域は、とある住宅街です。そこは閑静な場所で、桜の名所があり、丘を登っていくと高級住宅が並んでいるようなところです。
そこは美容院が少ないのかなと思って聞いてみると、そんなことはなくて美容院はいっぱいありますよと言っていました。
なぜそこに出したいのかというと、そこはJRの新しい駅ができて人の流れが生じ、また変わったお店を出すと丘の上のセレブなマダムたちがそのお店に行くために、丘をおりてくることが多いのだそうです。
そこで独自のコンセプトを提案したお店を出すことで集客を見込めるということでした。
今や美容院は信号機よりも多いということが分かっています(信号機の数は約20万基。ただし一つの交差点に何個か信号機があったとしてもそれらを一つと数えた場合。)
道を歩けば見かける信号機より多いって…。
密集しているところとそうでないところの違いはあるかとは思いますが、まあ多いこと。
そこで最近コンビニの数より多くなったと言われる歯科医院のことに話は移っていきました。
お店を数えるときになぜかコンビニと信号機が比べる対象になるんですよね。
僕は医療系の学校に通っているので医者や歯医者の話は少しは詳しいです。
次回は歯科医院のことについて、そして今日の美容師さんに聞いた話と医療関係の仕事を踏まえて、自分はどの職業を選ぶかということについて書いていきたいと思います。